不妊専門鍼灸院 銀のすずは
自然妊娠から体外受精までの方を専門でサポートしています。

生命力と生殖能力


さて体外受精が誕生したのは1980年代。
この画期的な方法により、それまで妊娠できなかった方たちが妊娠することができるようになりました。
私の推測ですが、当時の不妊はホルモン異常、卵管閉塞、子宮筋腫、子宮内膜症など今でいう一般的な不妊の原因ではなかったでしょうか?
※もちろん例外はあったと思います。
私の母親は23歳で姉を産んでいますが、当時は一般的な出産年齢だったのだと思います。
一昔前は比較的早い年齢で妊娠・出産をしていたでしょう。
妊娠する女性の多くは若かったはずです。
2025年現在、不妊で悩んでいる方の多くは検査でも原因がはっきりせず「原因不明」と言われているのではないでしょうか?
当院には30代半ばぐらいから40代の方が多く来院していますが、「原因不明」の場合は年齢と言われてしまいます。

ふとした疑問です。
なぜ若い頃は妊娠しやすいのでしょうか?
その答えは生命力がカギを握っているとしか考えられません。
AMHという残りの卵子数を表す数値があり、低いことで急いだほうがいいといわれるのも、年齢・生命力を表しているのではないかと考えるわけです。
生きとし生けるものは誕生とともに、死に向かっているといわれます。
生命力を考えると、年齢が若いほうが高いのは当たり前です。
女性は第二次性徴(12歳)ぐらいから閉経(50歳)まで月経が起こり、妊娠し得る特別な期間を過ごします。
新しい命を育み・つなぐということは、自らの生命力を次世代に分け与えていくことではないかと考えます。
妊娠、出産、育児を近くで見ていると、まさに命がけ。
高齢になればなるほど自分の命を続けることが精一杯となるので、最初に生殖能力が低下していくのだと思います。

生命力、自然治癒力、東洋医学、不妊針灸

妊娠するためにはやはり生命力を高めていくことが何よりも重要だと考えるため、生命力アップを目指します。
ではどうするか?
私たちの肉体は車の部品とは違い、替えが効かず、一生使い続けなければなりません。
しかし、日常生活での疲労やストレスなどで傷んでくることを避けることはできません。
傷んだところを修復し、さらにエネルギッシュに活動できる身体作りをすることが大切です。
もともと備わっている自然治癒力のアップと、プラスアルファを心がけることです。

自分自身の睡眠や食事、運動、ストレス解消などをもう一度見直す必要があります。
今の生活で身体に負担をかけていることはありませんか?
私たちは、生活習慣の改善に全力を尽くしてアドバイスを提供し、鍼灸マッサージを通して、体質改善を目指しています。

自分の生活スタイルがどうなのか、お聞きになりたい方は是非ご相談ください。